医局の派閥争いに巻き込まれ・・・
男性医師 消化器科34歳の場合
医局派遣先で、日本内科学会の認定医、日本消化器病学会の専門医、日本医師会認定の産業医を取得。
Q,転職の理由は何ですか?
A,高校から付属大学の医学部に進学し医師免許を取得。派遣先の大学病院で50人近く患者がつき、院長や副院長からも評価されるなど、順風な医師人生を歩んできました。しかし、医局の派閥争いに巻き込まれ、希望とは異なる派遣先に移動に。年収が半減するなど待遇も悪くなり、大学に戻れる見込みもないため、教授の退官を機に転職を決意しました。元々開業を視野に入れていたため、その為の勉強もしたいと思っていました。それが転職の理由です。
Q,どのような条件を希望されてましたか?
A,開業の勉強のため、いろいろな患者様を診ているクリニックを希望していました。また、在宅診療を学べる環境も外せない条件でした。小さな子どもがいるので、夜間や休みに出勤することはできれば避けたく、オンオフしっかりした職場を希望しました。新しい勤務先が決定するまでの流れをお聞かせください。振り返ると、5月に登録して7月には新しい勤務先で勤務する、スピーディーな転職でした。開業の勉強がしたいという僕の意向をくみ取ってくれ、上記条件に加え経営手腕のある院長や理事長が開業し、経営しているクリニックをいくつか紹介してくれました。その中から2つのクリニックに見学にいきました。一つは、4つのクリニックを展開し、在宅以外にも外来や、19床の病床、高専賃も展開し地域に密着した医療を提供しているクリニック。もう一か所は在宅診療中心のでターミナル患者も多く、他のクリニックと比べてもがん患者の割合が高いクリニックでした。院長先生が、在宅診療・緩和ケアに非常に精通された方だった点と、週3日で常勤勤務という待遇の良さが決め手となり、2か所目のクリニックへの入職を決意。教授への医局退局の話し合いは大変でしたが無事退局でき、7月の入職が実現しました。
Q,現職についての感想をお聞かせ下さい。
A,自由度が上がり、充実した日々です。その後、非常勤先も紹介して欲しいとお願いしたところ、バイト担当のコンサルタントの方を紹介していただき、週1回、自宅近くの病院で非常勤医としても働き始めました。
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